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タイ人のソウルフード「クイッティアオ」の注文の仕方!

タイにくる観光客の方は、タイ人のソウルフードは「トムヤムクン」や「マッサマンカレー」、「パッタイ」などと思っていると思います。私もそう思っていました。しかし、暮らしてみると明らかにタイ人のソウルフードは「クイッティアオ」です。

 

クイッティアオは中国広東省発祥のライスヌードルのことで、名前は違いますが、東南アジアの全地域に華僑の移民と共に広がってきた料理です。

ベトナムでは”フォー”、カンボジアでは”クイティウ”、マレーシアでは”クイティオ”と呼ばれています。マレーシアでは”チャークイティオ”といって米粉麺を焼きそばのような味付けで炒められています。タイのパッタイみたいな食感です。

バンコクには、どこの路地でも50m入ればクイッティアオ屋台が必ずあるくらい、どこにでもクイッティアオ屋さんがあります。ですが、見た目からローカル感が凄すぎるし、メニュー表などもなく値段も不明なので、屋台でクイッティアオを食することはなかなかの難易度です。

バンコクで暮らしている日本人滞在者もあまりクイティアオ屋台には行かれたことがないのではないでしょうか。

私もクイッティアオ屋台に挑戦するまで長い時間がかかりました。そして注文の仕方などの暗黙のルールを理解したので、ご紹介します。

ステップ1 麺の種類を選ぼう!

まずは麺の種類を選びます。種類は4つあり、基本的にはどこの屋台でもこの4種類は用意しています。

①細麺 セン・ミー・・・そうめんくらいの細さの米粉麺です。パサパサした食感になります。(写真の黄色いのはカオソイです。)

 

②普通麺 セン・レック・・・とんこつラーメンの麺ぐらいの太さでしょうか。平均的な太さのため食べやすいです。この麺を選んでおけば間違いないでしょう。

 

③太麺 セン・ヤイ・・・中太麺というか、きしめんのような幅が広い麺です。乾燥麺ではなく生麺を使っている店が多いです。

④小麦麺 セン・バミー・・・ラーメンの麺のような感じです。日本人には一番食べやすい麺だと思います。醤油ラーメン(ナンプラー)のような感じで食べられて美味しいです。

 

その他にも、ウンセン(春雨)やママ-(インスタント麺)などがあるお店もあります。

ステップ2 スープを選ぼう!

クイッティアオのスープを選びます。基本的にはこのスープの味が、そのクイッティアオ屋さんの命です。私の近所では基本的に1つのスープしか扱ってないところが多いですが、屋台によっては2つのスープを扱っているところもあります。

①ナムサイ・・・癖のないスープです。鶏ガラや豚骨から出汁をとったスープに味付けをしたスープです。タイ人はテーブルに唐辛子や、酢、砂糖などで自分好みに味付けします。

 

②トムヤム・・・ナムサイのスープに香辛料や香草、ピーナッツ、マナオを入れたスープ。トムヤムクンのスープと同じような味付けです。エビや貝などが入っていることが多いです。

 

③ナムトック・・・出汁が効いたスープに牛や豚の血を入れたスープです。生臭いかと思いきや、血の感じなどは全くしないスープです。鉄分不足にはもってこいですね。私は最初食べられませんでしたが、今では好きなスープの1つです。

 

④イエンタフォー・・・ピンクのスープでなんとも食欲をそそらないスープですが、意外に美味しいスープです。紅腐乳という中国の食材がピンクのスープの原因です。紅腐乳は”豆腐のチーズ”と言われる発酵食品です。味は甘酸っぱいくて、程よく辛い感じだと思います。

⑤ヘン・・・汁なしです。通常はセン・バミー麺で注文して、ナンプラーをかけて食べます。焼きそばみたいで美味しいです。偏見ですが、これを食べている人を見ると「クイッティアオ通」だと思ってしまいます。

 

ステップ3 具を選ぶ

最後に具を選びましょう。具は店舗によって異なるので、もし特にリクエストがない場合は何も言わなくていいです。店で勝手に具を入れてもらえます。お好みの具がある場合は、並んでる具を指さしてもいいと思いますし、「〇〇入れて」と言ってみましょう。

・ムー(豚肉) ・ガイ(鶏肉) ・ヌア(牛肉) ・ルークチン(つみれ)

・ムーデーン(周りが赤いチャーシュー) ・ペッ(あひる肉)

・ギャオ(ワンタン)

ステップ4 サイズを選ぶ

クイッティアオは日本のラーメンなどに比べて量が少ないです。普通の方なら1杯では物足りないと思います。そんな時は大盛りを頼んでみましょう。

・ピセー(大盛り)

・タマダー(普通)

実際に注文してみよう!

ではどうやって注文すればよいのでしょうか。クイッティアオ屋台を見つけたら、席につかずに麺を茹でている人の所に行きます。そして注文です。

注文の順番は、「麺の種類」「スープの有る無し」「サイズ」「具」「スープの種類」で注文します。

”アオ セン・バミー ナーム ピセー ルークチン トムヤム”

このように注文すれば、

セン・バミー(小麦麺)ナーム(汁ありで)ピセー(大盛り)ルークチン(つみれを追加で)トムヤム(トムヤムスープで)

という注文になります。(アオは”欲しい”という意味です)

難しそうに見えますが、注文の順番は気にしなくていいと思います。私も最初は、「セン・レック ナムサイ」とだけ注文していました。それで十分だと思います。

 

最近では、すっかり「クイッティアオ」のファンになっており、屋台を食べ歩いています。現在、エカマイ~オンヌット辺りまでの「クイッティアオマップ」を作成中なので、数が増えてきたらご紹介したいと思います。