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チョンブリで水質汚染?バンコク港で放置された約400個の電子機器廃棄物。

電子機器廃棄物を海外から輸入

タイ政府は電子機器廃棄物の違法処理について取締を強化しています。電子機器廃棄物、スクラッププラスチック、金属廃棄物が詰めこまれた約400個のコンテナが現在、バンコク港で放置されています。

約400個のコンテナは主にアメリカ、日本、中国、シンガポール、香港から輸出されたもので、あと15日以内に輸出元が今後の対応をタイ税関に請求しなければ、タイ税関で処分されるか、若しくは輸出元へ返送される予定です。

本来はタイ税関の受入拒否決定後30日以内に、輸出元は今後の対応を請求しないといけないそうですが、もう期日が経過しているため、特例的に15日間延長しているそうです。

タイ税関職員は、「輸出業者は、タイの輸入業者と直ちに連絡を取り、電子機器廃棄物を適切に処理する義務がある。もし、この電子機器廃棄物が輸出元に返送される場合は、輸出元は運賃を負担しなければならないし、タイ税関で処分する場合は輸入会社が処分費用を負担しなければならない。」と語りました。

現在、バンコク港には電子機器廃棄物、スクラッププラスチック、廃棄金属などのコンテナが428個放置されており、そのうち約100個が輸出元から何も返答がない状況です。Chabang港には、約1000個の廃棄物のコンテナがあり、そのうち300個が同様に輸出元からの対応がありません。

タイ税関では、違法な電子機器処理業務を厳しく取り締っているため、輸入業者が港にコンテナを受け取りに来なかったのではないかと考えています。

最近では、廃棄物処理工場で基準値以上の環境汚染物質が計測されており、近隣住民から健康被害に対する声が注目を浴びていました。

The Industrial Works Departmentでは、6月22日より電子機器廃棄物のタイへの輸入を停止したことを発表しています。

タイ警察による違法業者の摘発

一方、タイ警察によれば、Pluak Daeng地区で違法廃棄物処理業者に無許可で有害廃棄物を埋めたとして調査を開始しました。埋められた穴は深さ15mにもおよび、約6トンのゴミが埋められており、そのゴミからは黒い液体が流れ出ており、ひどい悪臭を放っていたそうです。

この周辺地域の調査で、環境汚染物質を含む液体がラヨン、チョンブリ市民の水源供給となるDok Krai貯水池に流れ込んでいることが確認されています。

警察は今後も、有害物質の種類などの特定など調査していく方針です。

hirotripのコメント

バンコクでは最近PM2.5の大気汚染が深刻化というニュースをよく目にします。政府からマスクをつけることを推奨されているようですね。しかし、それは市民が健康や環境に対する意識が変わってきているだけで、実際には20年前の1990年代の方がスモッグで覆われていました。一番の原因は車の排気ガスがディーゼルから液化石油ガスに変わったことが大きいようです。

これからタイも環境汚染やリサイクル、街をキレイにする運動など日本と同じようになっていくのでしょうか。個人的には、バンコクでゴミの分別はできないでしょうね。想像できません。まずは日本でも導入したように、空き缶とプラスチックが分けられたゴミ箱を利用して、分別意識を高めるところから始める必要があると思います。あのゴミ箱の中の袋が繋がっている事実を知った時は、子供ながらショックを受けたものです。

ラヨン、チョンブリの住まわれている方は水が心配ですよね。水道水を飲まれている方はいないと思いますが、生活用水として使われていると思いますので。特に小さいお子さんがいらっしゃる家庭では注意が必要だと思います。