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dtacが原因??BTSの信号システム安定は年末までかかる。

BTSの遅延は年末まで続く?

先日起こったBTSスカイトレインの遅延により、BTS社にはたくさんの苦情が寄せられています。BTS社のオペレーターは、遅延の原因の信号通信の干渉は年末まで解決に時間がかかるかもしれないと述べています。

 

タイ交通局は先日のBTSスカイトレインの遅延について、BTS社の責任者に原因、状況を確認しました。原因は、Siam駅付近の無線周波数の干渉問題により引き起こされたとのことです。

BTSの遅延が起きたのは25日朝の通勤ラッシュ時で、遅延は4時間以上続き、数千人の乗客の足に影響を与えました。BTSスカイトレインでは今月に入り8回の遅延が確認されています。

しかしながら、BTS社では時間目標の99.5%をクリアしており、未だ時間に正確なサービスを提供していると回答しています。

BTS社はSiam駅などのに新たな無線通信システムを構築しており、その無線通信システムが他の無線通信システムの干渉から完全に分離させるためには年末までかかるだろうとのことです。現在の解決策としては、システム全体を停止するか、手動での運転に切替えるしかないとのことです。

もし手動での運用になれば、電車の頻度を下げなければならず、利用客の多い駅では長い列ができることになるそうです。

また、BearingからSamut Prakanが開通する年末にはシステムは安定していくだろうと考えています。

Arkhom交通局長は、バンコク首都圏の交通網を運営しているBTS社は、市民の影響を最小限に留めるため、問題を迅速に解決しなければならないと警告しています。

dtacの周波数帯域がBTSの信号に干渉?

BTSのディレクター兼顧問であるPrathet氏は、Siam駅周辺のラジオ周波数がBTSの信号システムに影響を与えている可能性があると述べました。

チュラロコン大学工学部の講師によれば、BTSの自動交通管理システムの通信に2.4GHzと5GHzの通信バンドが使われており、2,300MHzの周波数帯域が影響を与えている可能性があると考えいています。

dtacではTOTテレコミュニケーション会社から提供されている2,300MHzのライセンスを提供されていますが、その周波数を超える帯域を使用していないと述べ、dtacの周波数帯域がBTSの信号システムを干渉していることを否定しています。

現在、dtacのエンジニアがBTSと協力して周波数を分離しようと試みています。

 

なお、一部報道には29日金曜日までに修復予定となっているようです。

hirotoripのコメント

たしかに電車を時間どおりに運営することは不可能だと思います。ですので日本と違ってBTSに時刻表がないのは理解できます。ですが、新たに導入した通信システムの問題となると話は変わってくるのではないでしょうか。

BTS社は以前の記事(どうなるメンムムカード)に書いたとおり、41%の株式を1グループ法人で所有しているため完全に民間企業です。ですが、バンコク首都圏の交通網を担っているため社会的責任があります。新しい通信システムを導入する際には、徹底した試験テストを行わなければならなかったのではないでしょうか。

例えば、日本の新幹線では、無線通信のサービスエリアが全路線の99.9%以上をカバーし、伝送品質は99%以上、接続率は99.9%以上の高品質な通信システムが要求されています。また、民間鉄道会社でも高密度路線と閑散路線で異なる通信方式を採用しているなどの工夫があり、さらに各路線で1から4ゾーンのチャンネルに分割してセキュリティを保っているそうです。

BTSスカイトレインはバンコクで働く人のライフラインなので、しっかりと他の通信網から影響を受けないようにしっかりと周波数分離をおこなってもらいたいものです。